ニュース

JINS MEMEとiPhoneだけでアバター動画をつくれる「VTUNER」

 ジンズは、ウェアラブルデバイス「JINS MEME」と連携してアバター動画をつくれるiOS向けアプリ「VTUNER」(ブイチューナー)の提供を開始した。利用料金は無料。

 JINS MEMEは、鼻当て部分の3点式眼電位センサーや6軸モーションセンサーからの情報を独自のアルゴリズムで解析、心身の状態を可視化してケア方法を提案するIoTデバイス。

 今回提供が始まったVTUNERでは、JINS MEMEのセンサーが着用者の上半身や視線の動き、またばきをとらえてアバターに反映。AR合成したアバター動画を生成できる。モーションキャプチャーにカメラが不要で、スマートフォンのアウトカメラで撮影している風景にリアルタイムでアバターを登場させるといった活用が可能。

アクション選択
背景選択
アバター選択

 スマートフォンとJINS MEME以外の機材が不要となるため、屋外でも気軽に撮影できるとしている。

 複数の種類のアバターの表情、上半身の動作を選択するアクションボタンや背景の選択、テロップ挿入の編集機能を備える。初期設定でVTUNER公式キャラクター「ヒトミミコト」など3種を利用できるが、VRMデータであれば好みのアバターをiTunes経由でインポートできる。

 JINS MEMEがなくてもVTUNER単体で利用できるが、機能制限がある。同社ではこれを実験的プロジェクトと位置づけており2022年11月末までのサポートとしている。

 VTUNERはiOSのみの対応だが、JINS MEME自体はAndroidにも対応する。