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モトローラの「motorola edge20/edge20 fusion」はプレミアムな機能をお手頃価格で実現

「motorola edge20」(左)と「motorola edge20 fusion」(右)

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは19日、新製品の発表会を開催し、5G対応Androidスマートフォン「motorola edge20」と「motorola edge20 fusion」を22日に発売すると発表した。価格はそれぞれ5万4800円と4万3800円。

 あわせて、スマートフォンの保証サービス「moto care」が発表された。

日本/グローバルともに順調な成長

代表取締役社長の松原 丈太氏

 同社代表取締役社長の松原 丈太氏は、同社の1月~6月のハイライトとして「出荷台数+61%」と「売上+80%」(どちらも昨対比)の2つの数字をピックアップし、好調に推移しているとした。

 「数字の裏では弊社でもいろいろ地道なことをやっておりまして、(販売)チャンネルとの関係構築やポートフォリオの拡大、日本チームの拡充などに取り組んでおりました、こうした結果が今じわじわと出てきているのは、これらの努力の結果として出てきているのかな」(松原氏)とし、想定通りの成長率と考えを示した。

 また、グローバルでは、「出荷台数+54%」と「売上+64%」(どちらも昨対比)となっている。モトローラ発祥の北米市場や中南米市場では、メーカーシェアの上位に位置しているほか、それ以外の地域でも成長を続けており、アジアパシフィック地域では、出荷台数が昨対比で2倍のプラス成長に、中国では5四半期連続で収益のプラスを実現している。

新たな製品ラインアップ「motorola edgeシリーズ」

 今回発表する「motorola edgeシリーズ」は、好調なグローバル市場で発表されている機種で、「カメラシステム」や「ディスプレイ」、「デザイン」の面において個性的でプレミアムな性能を持っているという。松原氏は「最先端のカメラと最高性能なディスプレイを非常にお求めやすい価格で、ちょっとプレミアムなものを提供させていただく、持っていてかっこいいなと思っていただけるようなデザインを目指している」とコメントした。

 モトローラは日本市場において「moto eファミリー」、「moto gファミリー」、「motorola razr」を展開している。「motorola edgeシリーズ」は、gファミリーに次ぐラインの端末になる。

moto eファミリー
あらゆるユーザーにお求めやすく使いやすい端末
moto gファミリー
コストパフォーマンスがよくプレミアムな端末
motorola edgeシリーズ
gファミリーよりもプレミアムかつ個性的に、こだわった機能を提供する端末
motorola razr
すべての性能を突き抜けているモトローラのプレミアムライン

 今回発表された「motorola edge20」と「motorola edge20 fusion」は、このmotorola edgeシリーズに位置する端末として発売する。

モトローラ史上、最薄最軽量の5Gモデル

マーケティング担当の銭高 明氏

 同社マーケティング担当の銭高 明氏は、「motorola edge20」について、「モトローラ史上、最薄最軽量の5Gモデル」とし、厚さ6.99mm、重さ約163gをアピール。

 144Hz駆動のリフレッシュレートをサポートする6.7インチのOLEDディスプレイや、1億800万画素のメインカメラを含めた3眼アウトカメラ、3200万画素のインカメラなど、ディスプレイとカメラ機能を説明。

 また、「motorola edge20 fusion」では、5000mAhのバッテリー容量や、暗い場所でも明るく撮影できる「ローライトAIセルフィー」機能や90Hz駆動対応の6.7インチOLEDディスプレイなどをアピールした。

 「motorola edge20/edge20 fusion」には、おサイフケータイ(FeliCa)は搭載されない。この理由について銭高氏は「グローバルの端末を早くユーザーに届けることを優先した」と説明。今後のおサイフケータイ搭載については、引き続きディスカッションを進めているとしている。

 また、各機種1色のみの展開となったことに関しては「男性ユーザーがコアターゲットになると思っており、ターゲットとなるユーザーに選んでもらえる色を選択した。今後市場の反応を見ながら、次のモデルのカラーバリエーションを検討する」としている。

実機写真
「motorola edge20」(左)と「motorola edge20 fusion」(右)

 なお、「motorola edge20/edge20 fusion」のプロモーションでは、「razr 5G」に引き続き中田英寿を起用し、今後展開されるという。

「motorola edge20/edge20 fusion」が当たるキャンペーン

 同社では、「motorola edge20/edge20 fusion」の日本発売を記念したキャンペーンをTwitterで実施している。

 第1弾は、「motorola edge20/edge20 fusion」に関する4つのハッシュタグを選んでTwitterで投稿すると、「motorola edge20/edge20 fusion」をそれぞれ1人に進呈する。期間は24日まで。

 第2弾のキャンペーンは、「1億800万画素の写真から宇宙飛行士を探せ!」キャンペーンとして開催が予告されている。第2弾キャンペーンでは、「motorola edge20」が3人に進呈される。期間は10月25日~11月8日まで。

 また、「motorola edge20」が九州のeスポーツチーム「Sengoku Gaming」のオフィシャル端末に採用されたことを記念したキャンペーンを実施する。

 Twitterでモトローラジャパン(@MotorolaJP)と「Sengoku Gaming」(@Sengoku_Gaming)をフォローした上で、キャンペーンツイートをリツイートすると、抽選で1人に「motorola edge20」が進呈される。期間は、10月19日~11月1日まで。

保証サービス「moto care」

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは、スマートフォン保証サービス「moto care」を発表した。保証料は月額308円~、2年または3年間の一括プランも用意している。提供は10月22日~。

 今回発表の「motorola edge20/edge20 fusion」のほか、対象のモトローラ製のSIMフリースマートフォン新品を購入してから14日以内に契約できる。

 また、「moto care」サービス開始記念キャンペーンを実施する。

 「motorola edge20/edge20 fusion」を期間内に購入し加入手続きすると、2年間の保証サービスが無料で利用できる。期間は10月22日~11月30日まで。

 なお、これまで日本での修理対応はパートナー企業にて実施していたが、10月に「NECパーソナルコンピュータ群馬事業場」にすべての修理業務を統合したことを明らかにした。レノボ製品やNEC製品の修理も受け持つ大規模な修理拠点とし、高品質な国内修理サポートを提供できるとしている。