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米アストロパッド、iPadをWindowsのサブディスプレイとして使えるように
2021年10月18日 15:56
米Astropad(アストロパッド)は、同社製品「Luna Display」が、新たにWindowsに対応したことを発表した。これにより、同製品(USB-CモデルもしくはHDMIモデル)のユーザーは、iPadをWindowsパソコンのサブディスプレイとして使えるようになった。
「Luna Display」について
「Luna Display」は、もともとmacOS向けに開発された製品で、iPadをサブディスプレイとして使えるようにするためのものだった。
しかし、アップルが2019年6月に、macOS Catalina向けの新機能として「Sidecar(サイドカー)」を発表。「Luna Display」の機能と競合する機能の登場により、「Luna Display」ではWindowsへの対応が進められていた。
Astropadの公式ブログでは”Windows Journey(Windowsへの道のり)“と題して進捗状況が報告されていたが、今回正式に対応が発表されたかたちとなる。
Windows環境で使うための条件
既存の「Luna Display(USB-Cモデル)」のユーザーは、アプリを最新のバージョン(5.0)にアップデートすると、iPadをWindowsパソコンのサブディスプレイとして利用できるようになる。
Windowsで「Luna Display」を使用する際のシステム要件は、iPadOS 12.1以降を搭載したiPadと、バージョン1809以降のWindows 10(64ビット)を搭載したパソコン。通信環境としては、802.11nのWi-Fiか有線接続が推奨されている。
海外での販売情報
ドングル状のハードウェアユニットとアプリケーションへのアクセス権がセットになった「Luna Display」は、129.99ドル(約1万4900円)で販売中。
ハードウェアユニットは、USB-Cモデル(Mac&Windows対応)、Mini DisplayPortモデル(Mac対応)、HDMIモデル(Windows対応)の3種類が用意されている。