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KDDI、楽天モバイルへのローミングエリアマップ更新

 KDDIは、楽天モバイルに提供するローミングサービスについて、エリアマップや対象エリアの詳細情報を更新した。

 携帯電話サービスへ新規参入した楽天モバイルでは、自社設備でサービスエリアを全国展開することが求められている。しかしゼロからの構築となるため、全国へ行き渡るまでの過渡的な対策として、KDDIの通信ネットワークを「ローミング」として借り受けており、楽天自身の設備がない場所でも、楽天モバイルユーザーが利用できるようになっている。

 ローミング対象地域は、半年に一度、見直される。楽天モバイル側の人口カバー率が、都道府県ごとに70%を超えると協議を経て、ローミングサービスが続くかどうか決まるという。

 4日には、楽天モバイル側から23道県でのローミング終了が発表。同日夕刻にKDDIのWebサイトも更新されマップの情報も最新版となったほか、対象地域もより詳細に案内されている。

 たとえばローミングが順次終了することになった地域のひとつである北海道では、札幌市や函館市、旭川市などが切り替え対象になる。一方、夕張市、松前町、礼文町、羅臼町などでは引き続き、全域でローミングサービスが提供される。