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iPhone 13は全キャリアSIMフリー、買い替えたらSIMの入れ替えだけでいい?

 アップルの最新スマートフォン「iPhone 13」シリーズが、アップルストアや各キャリアで、9月24日に発売された。

 たとえばドコモのユーザーがドコモでiPhoneを買うのは自然な流れだが、アップルストアでの一括価格はキャリアより安いため、そこで買うユーザーもいるだろう。そうした場合、購入した端末にSIMカードを入れるだけで通信サービスが使えるようになるのだろうか。本記事では、各キャリアの対応をまとめる。

ドコモ

 ドコモでは、iPhoneの旧モデルを使っていたユーザーが新たにiPhone 13を購入した場合、SIMカードを入れ替えるだけで通信サービスを利用できる。

 また、Androidスマートフォンを使っていたユーザーがiPhone 13を購入した場合でも、特定の手続きは必要ない(後述するが、一部のキャリアでは手続きが必要になる)。

KDDI

 KDDIでは昨年iPhone 12を発売した際に、サポートページで、「4G LTE契約のユーザーが5G対応スマートフォンを購入した場合は、5G契約に変更する必要がある」と案内していた。

 この方針は現在も変わらないため、該当するユーザーがiPhone 13を買って使うためには、所定の手続きが必要となる。

 店頭で手続きを行う場合は、SIMカードの交換によってiPhone 13で通信サービスを使えるようになる。また、お客さまセンターへ電話して手続きを行う場合はSIMカードは交換されず、店頭での手続きと同じく、手続きの完了後に通信サービスを利用できるようになる。

ソフトバンク

 ソフトバンクでは、旧モデルのiPhoneからiPhone 13に切り替えて使用する場合、SIMカードの変更手続きをする必要はない。

 ただし、Androidスマートフォンを使っていたソフトバンクユーザーがiPhone 13に切り替えて使用する際は「機種変更」扱いとなり、SIMカードの変更が必要となる。店頭での回線契約の際は店頭でSIMカードの交換が行われ、オンライン契約の場合は新たなSIMカードが届くかたち。

楽天モバイル

 楽天モバイルでは、それまで使っていたスマートフォンがiPhoneであってもAndroidであっても、SIMカードの変更は必要ない。

 したがって、SIMカードのサイズが同じであれば、iPhone 13にSIMカードを入れるだけで通信サービスを使えるようになるとのことだ。

10月からはSIMロックが原則禁止に

 なお、本誌でも何度かお伝えしてきたように、10月1日からはSIMロックが原則禁止となる。

 今回のiPhone 13に関して、アップルストアで販売されるのはもちろんSIMフリーモデルだが、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルから販売されるモデルもSIMフリーとなっている。

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