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KDDI、「瀬戸内国際芸術祭2022」で作品制作をサポート

 KDDIは、2022年4月より、瀬戸内海を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2022」に協賛しすることを発表した。これに従って、2021年10月から1年間、芸術祭実行委員会にクラウド型遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx Cloud」を無償提供する。

 同システムは、スマートグラスなどを活用し、芸術家やそのほかの関係者と映像・音声・AR情報をリアルタイムに共有することで、遠隔でのアート制作作業をサポートする。

 これまで、瀬戸内国際芸術祭の開催準備として行われるアート作品の制作活動は、アーティスト側が制作現場へ出向いていたが、コロナウイルス感染症の影響により、例年通り制作現場に出向くのが困難となったことが今回の経緯に挙げられる。

 同社は、現場に行けない芸術家と連絡をとりながら、現場と相互にAR技術を活用して直観的な手書きの指示・確認などを行いアート制作を進めていく、としている。