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au、「eSIM」対応はじめる

 KDDIと沖縄セルラーは、8月26日からauブランドにおいて「eSIM」に対応すると発表した。au Online Shopとau取扱店での契約時にeSIMを選べるようになる。

 プラスチックタイプで脱着できるSIMカードと異なり、eSIM(embedded SIM)は端末に内蔵されたSIMのこと。

 eSIMのみで新規契約することもできる。また既存のauユーザーが物理SIMカードからeSIMへ切り替えることもできる。それぞれ後述する費用がかかることがある。

 利用する際には、au IDが必要で、My auアプリを事前にインストールするか、スマートフォン以外の端末が必要となる。4G LTEか5Gか選んだ上で申込む。

eSIM関連の費用

 オンライン(My au)で手続きする場合、eSIMの発行費用・再発行(eSIM端末の切り替え含む)費用は無料。

 ただし店頭で手続きする際には2200円かかる。

 また4G→5Gというように「回線種別」を切り替える場合、eSIM発行費用はかからない。ただし、従来の物理SIMカードと同じく切り替えの手続きとして3300円かかる。なお、機種変更する際、オンラインで手続きすればeSIM費用を含めて無料になる。

対応機種

 対応機種としてはiPhone XS以降や、Pixel 5がラインアップされている。

 KDDIでは今後、auで扱っていない製品を含め、社内で検証を進め、動作が確認され次第、順次案内していく。

UQでも

 KDDIと沖縄セルラーでは、過去、海外利用でのeSIMサービスを手掛けたことはあったが、国内ではpovoに続いて、auでもeSIMに対応することになった。

 残るUQ mobileについては、9月に対応する予定。その内容について、現時点では未定とのこと。