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「Fitbit Charge 5」発表、心電図機能をサポート

 グーグル傘下のFitbitは、リストバンド型のアクティビティトラッカー(活動量計)「Fitbit Charge 5」を発表した。米国での価格は179.95ドル(約1万9780円)だが、日本のFitbitのサイトでは、2万4990円と案内されている。

 「Fitbit Charge 5」は、運動(フィットネス)のほか、ストレス、睡眠などを計測できるアクティビティトラッカー。1.04インチのカラータッチスクリーンを備え、防水性能(50m防水)や3軸加速度センサー、現在地測位(GPS/GLONASS)、Bluetooth、NFCをサポート。最大7日間駆動する。

 SpO2(酸素飽和度)や心拍も計測でき、常に心拍数を計測し、何らかの異常を検知すれば通知してくれる。多目的電気センサーにより心電図(ECG)を記録することもできる。ECG機能は、同社の過去の製品では1年前に発表された「Fitbit Sense」でも搭載されていた。

 今秋には世界中で発売される予定。睡眠や瞑想などのアプリである「Calm」とのパートナーシップも今回あわせて発表されているが、その「Calm」のコンテンツは日本語でも利用できるという。なお、ECGを利用できる国と地域は、製品情報サイトに掲載されているが、現時点では日本は含まれていない。

 このほか有料サービスの「Fitbit Premium」の6カ月利用分も含まれ、500以上のトレーニング、マインドフルネス、栄養セッションなどを利用できる。あわせてFitbitでは、映画俳優のウィル・スミスによる独占コンテンツをYouTube Orignalsで提供する。

【追記 2021/08/26 16:01】
 日本のFitbitにおいて、直販価格が掲出されていることを確認しましたので、本記事第1段落最後に追記いたしました。