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ドコモの「ahamo」、180万契約に

 NTT(持株)は、2021年度第1四半期の決算説明会を開催し、澤田純社長は子会社であるNTTドコモの新料金プラン「ahamo」の契約数が180万件に達したことを明らかにした。

 澤田社長は、ahamoや、ギガホプレミアといった新料金プランを戦略的に導入してきた結果、純増数やMNP利用数が「期待通りの改善を進めることができている」と回答。特に若年層の利用が広がっていると説明する。

 ahamoやギガホプレミアといった料金面での施策の結果、年間2500億円の還元になるという。

 澤田社長は、ahamoの契約数が順調に推移している背景として、「これまでドコモでは、安い料金、あるいはセカンドブランドを持っていなかったことが、(ahamoが)注目を集めた要因ではないか」と分析。ドコモの通信品質なども踏まえ、使い勝手の良さが評価されたのではないかとの見方も示し「タイミングとニーズに合ったものだったのではないかと理解している」と語った。

澤田社長(中央)