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ソフトバンクWi-Fiスポット、一部SSIDと暗号化方式でサービス終了

セキュリティ強化の一環、「iPhone 3G」などで非対応に

 ソフトバンクは、公衆Wi-Fiサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」について、SSID「0001softbank」を11月10日でサービスを終了すると発表した。継続利用には、アプリ/ソフトウェア更新が必要となる。

 「ソフトバンクWi-Fiスポット」では、「0000softbank」(WPA2-PSK)、「0001softbank」(暗号化無し)、「0002softbank」(WPA2エンタープライズ、5GHz帯)のSSIDによってサービスが提供されている。

 今回、セキュリティ強化対策として、暗号化なしの「0001softbank」によるサービスを終了する。

 すでに利用中のユーザーは、「ソフトバンクWi-Fiスポット」または「Wi-Fiスポット設定」アプリを最新版に更新することで、継続して利用できる。また、データー通信端末「Pocket WiFi 601ZT/801ZT」利用中のユーザーは、最新のソフトウェアへバージョンアップすることで、引き続き利用できる。

 また、同日(11月10日)にセキュリティ強化のため、脆弱性が指摘されている通信暗号化方式「TLS1.0」と「TLS1.1」を無効化する。これにより、「TLS1.2」に非対応の「iPhone 3G」と「Android 4.04以下のスマートフォン」は、同日以降「ソフトバンクWi-Fiスポット」を利用できなくなる。