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住友商事ら4社、同一ビル内企業間におけるカーシェアリングの実証実験

 住友商事九州、住友三井オートサービス(SMAS)、東海理化、dotD(ドットディー)は、同一ビル内に入居している企業間におけるカーシェアリングの実証実験を開始した。期間は2022年3月31日までを予定している。

 テレワークの普及など働き方改革に伴い、企業間カーシェアリングで、社用車にかかる負担の削減を図る。

 本実証実験は、同じビル内に拠点を構える住友商事九州およびSMAS福岡支店のグループ企業2社間で、平日の業務時間にカーシェアリングを実施することで、企業間カーシェアリングの事業性や利便性、ユーザビリティを検証する。

 システム面では、車両の予約を実施するWebシステムを新たに開発し、東海理化とdotDが提供するスマホアプリ「FREEKEY for CAR」と連動させることで、アプリによる車両の予約と鍵の施解錠の実現を目指す。

 また、カーシェアリング車両にはSMASのリース満了車を使用。将来的には会社所有の車をカーシェアリング車両として転用するとしている。

 4社は今後、参加企業とシェアリング台数の増加を予定しているという。