ニュース

au、郵送下取りでオンライン本人確認“eKYC”導入

 KDDIと沖縄セルラーは、それまで使っていたスマートフォンなどを下取りのためにKDDI側へ郵送する際、オンラインでの本人確認(eKYC)を6月24日から導入する。

 2020年12月には、au Online Shop、povoの手続きでeKYCが導入されており、それらの取り組みに続くものとなる。

対象サービス

 対象となるサービスは「下取りプログラム」「かえトクプログラム特典」「アップグレードプログラム」。

 顔写真や本人確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、在留カード)を撮影する。

これまでとの違い

 これまで店舗で郵送での下取りを申し込むと端末回収キットは、自宅、あるいは郵便局での本人確認を経て受け取る形だった。これは古物営業法に基づき、端末回収時の本人確認が定められていたため。

 一方、6月24日からは、店頭での申込み自体は変わりないものの、その翌日に届くSMSでオンラインでの本人確認、いわゆるeKYC(electronic Know Your Customer)が実施される。eKYCでは、Liquidのソリューション「Liquid eKYC」が活用されているという。

 これにより回収キットは普通郵便で送られるようになり、ユーザーが不在でも届けられる。