ニュース

古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」が50万DL、川越や駿府などエリア拡大も

 フジテレビジョン、ビーマップ、菁映社の3社による「大江戸今昔めぐり製作委員会」は、スマートフォン向け古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」が50万ダウンロードを達成したと発表した。 それを記念して、6月21日からエリア拡大と法人向け開発キット無償貸し出しの2つを開始する。

 「大江戸今昔めぐり」は、ベースとなる江戸末期の古地図を、人の手によって完全書き起こしで再現されたアプリ。再現地図の透過度を自由に変えられる機能も搭載しており、スマートフォンやタブレットで利用できる。

川崎市
静岡市

 今回対応エリアに追加されるのは、川崎市と静岡市の2つ。川越市の古地図は、製作委員会が基本地図を作成し、川越市に拠点を置く櫻井印刷所が詳細地図を作成するという協力のもと完成された。静岡市でも、製作委員会が基本地図を作成した上で、古地図をファンとするユーザーにその地図のキャプチャー画像と詳細情報をアップロードすることで地図を完成させる。対応エリアに関しては、自治体などと協力し、今後も拡大を目指していくという。

 また、企業や団体が、既存のアプリやサービスに古地図を組み込む開発をできるようになる法人向け開発キットの無償貸し出しは、半年間の利用が可能になる。