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ドコモとインテル、LTE/5G対応パソコンの市場拡大に向けて連携

 NTTドコモとインテルは、LTE/5Gに対応するモバイルパソコン(LTE/5G対応Connected Modern PC)の市場拡大に向け、連携協定を締結した。

 両社では、ウィズコロナ時代の現在、在宅ワーク(リモートワーク、テレワーク)が急速に拡大し、“Connected Modern PC(CMPC)”の需要が増えている一方で、スペックの検討や、ユーザーIDの管理、セキュリティ対策など、導入企業にとっての負担も増していると指摘。協業を通じて、CMPCを利用する上でのソリューション提供などを目指す。

 第1弾は、日本HPと協力して、「ワーケーション」をコンセプトとした実証実験を進めて、CMPCに触れる機会を提供するという。

インテル コーポレーション 副社長 兼 モバイル・クライアント・プラットフォーム本部 本部長 クリス・ウォーカー(Chris Walker)氏 コメント
インテルは、顧客に最高のPC体験を届けることに尽力しており、拡大するCMPCのニーズに対応する上で、CMPCにおける今回のドコモとの協業は、このインテルの取り組みに完全に一致するものです。私たちは力を合わせて、人々が場所を問わず、PCで素晴らしい体験ができるよう、高性能で高いモビリティーを有するPCを提供してまいります。
HP Inc. 法人向けパーソナルシステムズ事業責任者 アンディ・ローズ(Andy Rhodes)氏 コメント
企業がハイブリッドワークスタイルを推進するなか、どこにいても接続でき、高い生産性を維持できるPCがこれまで以上に重要となっています。HPは、ドコモとインテルの取り組みに賛同し、両社が実施する実証実験への協力を通じてお客様課題を探求し、5Gまたは4G LTE接続を備えたPCをサブスクリプションベースで提供する準備を進めます。実証実験に提供する最新のHP Elite Dragonflyは、高速な5Gまたはギガビットクラス4G LTE接続に加え、すべてのHP製のビジネスPCが持つ堅牢なセキュリティ・スイートを備えており、新しい働き方においても安心して働ける環境を提供します。