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Garminのウェアラブルデバイスで血中酸素測定機能を提供

 ガーミンジャパンは、4月下旬以降にGarmin(ガーミン)のウェアラブルデバイスの一部機種で「血中酸素トラッキング」機能を提供する。

 「血中酸素トラッキング」機能は、血液中に取り込まれた酸素レベルを測定できる機能。

 血液中の酸素レベルを知ることで、疲労と回復のパラメーターとして運動を継続するか休憩するかを判断したり、パフォーマンスやフィットネスレベルの向上の基準とすることができる。

 一般的に、通常血中酸素レベルは95〜100%で、90%未満は低値とされている。高地での活動において、血中酸素は身体の順応状態の参考となり、高度の変化に伴う血中酸素の増減を追跡するのに役立つ。また、心拍数データと組み合わせることで、運動や活動プログラムの有効性を確認できたり、睡眠時間やレム睡眠、睡眠中の身体の動きなどのデータを分析することに活用できたりする。

 なお、Garminの端末で提供する機能は、医療目的での仕様は意図しておらず、一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用されることを想定したものになる。

 対象機種では、赤色LEDライトと赤外線ライトを活用し、「血中のヘモグロビンが光を吸収する状態」を本体裏のセンサーで読み取ることで測定する。

 デバイスを装着していれば、測定したいときや睡眠中などに継続的に測定できる。また、対応デバイスではユーザーの高度の履歴とあわせてユーザーの1日を追跡できる。

 対象機種は、「ForeAthlete 945/745/245」シリーズや「VENU/VENU SQ」シリーズなど。対象機種では、4月下旬以降に提供される最新版ソフトウェアに更新することで利用可能になる。

対象機種

  • ForeAthlete 945/745/245シリーズ
  • VENU/VENU SQシリーズ
  • vivoactive 4/4Sシリーズ
  • Legacyシリーズ
  • vivomove 3/3Sシリーズ
  • vivomove Style/Luxeシリーズ
  • vivosmart 4
  • Approach S62
  • MARQ
  • fenix 6シリーズ
  • Quatix 6X
  • Enduroシリーズ
  • fenix 5X Plus
  • Instinct Dual Powerシリーズ
  • Descent Mk2/ Mk2i
  • Lilyシリーズ