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トーンモバイルから「TONE e21」、2万1780円

 ドリーム・トレイン・インターネットは、MVNOサービス「トーンモバイル」において、Androidスマートフォン「TONE e21」を4月14日に発売する。価格は2万1780円(税込)。

 TONE e21は、トーンモバイルオリジナルのAndroidスマートフォン。前機種の「TONE e20」と比較してカメラやチップセットをアップグレードさせながらも低廉な価格を実現した。端末デザインは、建築家・迫慶一郎氏のプロデュースによるもので、角度によって虹色が浮かび上がるプリズムをイメージしたなめらかさが特徴。

AI活用の機能搭載

 契約時の情報を参照し、自動で設定する「TONE Zen」を搭載。AI処理で個々のユーザーに合わせて機能を最適化し、煩雑な設定なしですぐに利用できるとしている。

 e21は、マスクをしたままでも安心して使える、指紋と顔の「ダブル生体認証」対応。アプリごとに生体認証での起動もでき、詐欺の可能性がある電話番号からの着信をAIで検知・警告する「あんしん電話」を搭載。

 加えて、健康管理機能「ライフログ」では、過去2カ月分の運動実績から「生活習慣に関わる10の疾患」の発生確率の目安を可視化。グループ分けして健康管理の評価を行う。個人の運動量に応じた日々の目標値提案機能を備え、これを活用したTポイント連動の健康意識向上機能もあわせ持つ。

 みまもり機能として「One メッセンジャー」を搭載。家族間でオリジナルのやり取りができるメッセンジャー機能に加えてチャットでバッテリー残量、位置情報、歩きスマホの注意など保護者が気になるこどもの状況をAIがチャットで伝える。「#いまどこ」とチャットで質問すると、こどもの位置を教えてくれるなどなめらかなユーザー体験を実現したという。

 また、同端末を介してAndroidとiPhoneの間でファイル共有を容易にする「One Drop」を搭載。集団の中でひとりでもe21ユーザーがいると、スムーズなファイル共有ができるとしている。

 COCOAのデータを活用し、密の検知や記録ができ、アプリの使用時間やアクセスしたサイトのカテゴリーなどネット利用の可視化、歩数や活動量、頻繁に訪れる場所などの日常生活を可視化する。

 トーンモバイルでは、新発表の同端末と2月に発表の新プラン、AI活用の新機能を含めて、7つのアップデートと位置づける。

主なスペック

 出荷時に搭載するOSは、Android 10。6GBのメモリーと128GBのストレージを備え、最大256GBのmicroSDに対応する。チップセットは、MediaTek製の「Helio P35」。

 ディスプレイサイズは、6.53インチ(FHD+ 2430×1080)。アウトカメラは、48MP(メイン)、8MP(広角)、2MPのクアッドカメラ。インカメラは8MPのシングルレンズ。

 4Gは、B1/3/8/19に対応する。SIMカードはnanoSIM。

 バッテリー容量は4000mAh。本体の大きさは162.4×77×8.85mmで重さは約185g。生体認証は顔認証と指紋センサーを備える。

先行オンライン予約

 4月1日0時からトーンモバイルのWebサイトでオンライン事前予約受付を開始する。期間は4月13日まで。