京セラの法人向け5Gデバイス「K5G-C-100A」の本格販売が5月に開始

　京セラは、5G対応デバイス「K5G-C-100A」の本格販売を5月から開始する。価格はオープン価格。法人向け製品となる。

K5G-C-100A

　K5G-C-100Aは、法人向けの5G対応ルーター。2020年10月頃から限定的に発売されており今回、本格販売を開始するに至った。

　NSA（ノンスタンドアローン）とSA（スタンドアローン）方式、ミリ波とSub6帯の双方に対応している。外部機器とはUSB Type-CやWi-Fi 6、Bluetoothなどで接続でき、変換アダプターを活用することで、HDMIやRS323C、有線LANでの接続もできる。

　チップセットにはクアルコムのSnapdragon 865を搭載しており、単体でのアプリケーション利用やエッジコンピューティングにも対応。排熱を重視した設計で高い負荷が続く状況でも安定した通信を実現する。

　京セラでは、現時点では個人向けには販売されていないものの今後、販路が拡大した際には一般消費者も手にできる可能性があるとしている。