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Zoom最新版でチャット機能やウェビナー機能などが強化

 Zoomは、クライアントの最新版を3月22日に配信する。

会議中に着信を非表示にする機能

 有効にすると、会議中に着信通知が表示されなくなる。デフォルトでは無効になっている。(Windows、macOS)

 また、リモートコントロール中に共有クリップボードを有効にする機能も追加。

遠隔医療に合わせてデバイステストが強化

 患者が医療提供者とのZoomミーティングに参加する際、デバイスでカメラ、スピーカー、マイクをテストできるようになる。(Windows、macOS、Linux)

 そのほか、追加の認証オプションを選択できるようになる。これを選択すると、会議またはウェビナーに参加するユーザーは、アカウント内のプロファイルにサインインする必要が生まれる。このオプションは、Zoomにサインインしているユーザー、選択した電子メールドメインにサインインしているユーザー、および外部認証されているユーザーに追加される。(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)

ウェビナー機能

 ウェビナーがまだ練習セッションであるかライブであるかに関する通知が、すべてのパネリストとホストに表示されるようになる。(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)

 また、ウェビナーのホストとパネリストはチャットでファイルを送信できる。ファイルを送受信するには、ユーザーはバージョン5.6.0以降である必要がある。(Windows、macOS、Linux)

チャット機能

 検索フィルターが強化される。(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)

 加えて、特定のチャットチャネル内で検索するオプションは、そのチャネルの情報パネルの[メンバーの追加]のすぐ下で直接選択することができるようになる。(Windows、macOS)

電話機能

 ユーザーがパワーユーザーアドオンを持っている場合、他のアプリケーションの上にある小さなパネルから電話回線を表示し、通話中のコントロールを使用できるようになる。(Windows、macOS)

 また、管理者によって有効にされている場合、監視者である共有回線グループのメンバーは、グループによって送受信される通話を聞き、話すことが可能になる。さらに引き継ぎもできるようになる。(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)

 ほかにも、ユーザーが現在の通話を会議に昇格させた際、「バイパスオプション」が有効になっていると、「待合室」ができてすべてのユーザーに適用される。((Windows、macOS、Linux、Android、iOS))