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ソフトバンク、店頭サポートを一部有償に
2021年2月15日 12:19
ソフトバンクは、ウィズコロナ時代に対応することを目的として、スマートフォンなどのサポートを受けられる取り組みを行うと発表した。
「My SoftBankアプリ」の機能拡張
これまで利用料金の確認や契約内容の確認・変更などの手続きに利用されていた「My SoftBankアプリ」を、2021年3月以降順次アップデートする。
このアップデートによってユーザーは、自身が通いやすいソフトバンクショップを「My SoftBankアプリ」上で「マイソフトバンクショップ」として登録できるようになる。「マイソフトバンクショップ」を登録しておけば、ショップでのサポートが必要になった際、「My SoftBankアプリ」で簡単に来店予約を取ることが可能。
また、「マイソフトバンクショップ」からは、スマホ教室やお得な情報などが「My SoftBankアプリ」に自動で配信される。
「スマホ教室」の拡充
ソフトバンクが独自に資格認定するスマホアドバイザーを全国2000人まで順次拡大し、「スマホ教室」を全国のソフトバンクショップで開催する。
同社では、これまでにZoomミーティングを用いて、スマホアドバイザーがソフトバンクショップで行う場合と同様のサポートが遠隔で受けられる「オンラインスマホ教室」を、2020年7月から提供している。オンラインスマホ教室では、Zoomアプリを通して、カリキュラムに沿った体験型講座を提供。さらに「PayPay」やネットショッピングの利用方法までサポートしており、同社では滞在時間短縮に繋がるとしている。
「かんたん手続き」の導入
「かんたん手続き」の対応店舗を2020年度内に、1000店まで拡大する。
「かんたん手続き」は、機種変更の際、手続きの一部を、ショップに設置した専用端末でユーザー自身が進めるもの。
たとえば料金プランや料金の見積もりなどはこれまで通りショップのスタッフが説明する。その後の申込内容の確認、重要事項説明の動画視聴といった場面は、ユーザー自身で進める。
「かんたん手続き」を利用できる店舗を広げることで、ユーザーとスタッフとの接触機会減らし、店舗での滞在時間の短縮を目指すという。
ショップのサポート内容の明確化およびメニュー化
2021年4月以降、ソフトバンクショップとワイモバイルショップでは、一部のサポートを有償にする。
たとえば、My SoftBankアプリ、PayPay、LINEの設定や、メールの設定は無料でサポートしてもらえる。
一方、データ移行は1件3960円(税込、以下同)、アカウントや初期化などは1件1100円(複数の場合は最大3960円)、フィルム貼りは1件1100円となる。