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スマホアプリで現在地がわかる「宇宙寺院」、醍醐寺とテラスペースが打ち上げ目指し提携
2021年2月1日 19:06
テラスペースは、醍醐寺と人工衛星による宇宙寺院の開発と打ち上げに向け業務技術提携を行った。
テラスペースは、2023年度に打ち上げる予定のIoT衛星内の区画を活用し、人工衛星に宇宙寺院の役割も持たせる。今回の業務技術提携に伴い、人工衛星の開発に加え、醍醐寺と一緒に劫蘊寺実行委員会を発足させて宇宙寺院の運用と事務局の業務を行うとされる。
また、携帯電話の電波が届かない山間部の文化財保護にIoT衛星を役立てる計画もある。
宇宙寺院は「浄天院劫蘊寺(じょうてんいんごううんじ)」(以下 劫蘊寺)と命名され、劫蘊寺は、鎮護宇宙を趣旨とする醍醐寺の法流を汲む寺院となる。地球を含む宇宙全体の平和と、人類の宇宙での活動の安全のための宇宙法要が、醍醐寺などで定期的に開催される予定。宇宙寺院の現在地情報などはスマホアプリで確認できる。