ニュース

マイクロソフト、「Surface Pro 7+」を法人向けに15日発売――LTE対応モデルも

 マイクロソフトは、11世代Intel Coreプロセッサーを採用した「Surface Pro 7+」を、法人と教育機関向けに15日から販売する。価格は9万8800円(税抜、以下同)~。

 また、大画面のコラボレーションデバイス「Surface Hub 2S 85インチ」モデルを1月の後半から発売する。

LTE対応モデルも揃える「Surface Pro 7+」

 「Surface Pro 7+」では、LTE Advanced モデルをラインアップする。Wi-Fiの帯域幅が十分でない環境や、遠隔地でも作業できる。

 最新の第11世代Intel Coreプロセッサーを採用し、従来モデルの2.1倍のパフォーマンス性能と、最大15時間のバッテリー稼働時間を実現した。

 本体には、USB Type-AとUSB Type-Cポートを備えており、外部ディスプレイなどさまざまな周辺機器を接続できる。フロントカメラとリアカメラには、1080pフルHDビデオ対応カメラを備えるほか、Dolby Atmosスピーカー、Dual far-fieldスタジオマイクを搭載する。

 またSurface Pro 7+は、出荷時からWindows Enhanced Hardware Security機能が有効に設定されており、IT担当者が物理的に触らずに、端末をクラウドで管理できる。また、データ保持用に脱着可能なSSDを搭載しており、デバイスに異常があっても、ユーザーの手元で機密データを管理できる。

 Surface Pro 7+のパッケージには、軽量で持続可能な新パッケージを採用する。従来より23%軽量化し、99%が天然繊維をベースとした素材で、さらにそのうち64%がリサイクル素材でできている。

 参考価格は、Wi-Fiモデルが9万8800円~30万5800円、LTE Advancedモデルが12万9800円~18万4800円。

Surface Hub 2S 85インチ

 企業や教育機関向けに、コラボレーションデバイス「Surface Hub 2S 85インチ」モデルを発売する。

 オペレーションシステムは、これまでの「Windows 10 Team」に加え「Windows 10 Pro」や「Windows 10 Enterprise」をラインアップ。シンプルなホワイトボードからビデオ通話など、普段利用しているアプリケーションを利用できる。

 参考価格は258万8800円。