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ドコモから「AQUOS sense5G」、トリプルカメラの5Gスマホ
2020年11月5日 11:00
NTTドコモは、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS sense5G」を発表した。冬春モデルのひとつとしてラインアップされ、2021年春に発売される。
「AQUOS sense5G」は、「レスポンス」「電池持ち」「使いやすさ」を追求し、身近な生活に役立つ5G端末というコンセプトで開発されたモデル。すでにシャープによるベースモデルやau版モデルは発表済み。NTTドコモ版も発売が少し先と言うこともあり、価格なども発表されていないが、「AQUOS sense5G」は3~5万円台のスタンダードモデルとしてラインナップされている。
チップセットはクアルコム製「Snapdragon 690 5G」。これにより、先代モデルの「AQUOS sense3」と比べ、CPU性能が2.4倍となった。またストレージでは、UFS規格に対応しており、読み込み速度が2.4倍となる。システムメモリは4GBデストレージ容量は64GB。NTTドコモの冬春モデルとしては唯一、Android 11を搭載して出荷される(他モデルは後日アップデート予定)。
NTTドコモ版の本体サイズなどのスペックは未定となっているが、ディスプレイサイズが5.8インチと、NTTドコモの5G対応Androidスマートフォンとしてはコンパクトなモデルとなる。シャープによるベースモデルの発表では、本体サイズは約148×71×8.9mm(暫定値)。
本体デザインは側面だけでなく背面もアルミニウム製で、アンテナのための樹脂素材のラインが入るものの、側面と背面が一体となったバスタブ構造を採用する。昨冬モデルのAQUOS sense3などのデザインを踏襲していて、形状は同時発表のAQUOS sense4とほぼ同じ。
本体のカラーバリエーションはライトカッパー、ニュアンスブラック、オリーブシルバー、ライラックの4色が通常モデルで、ドコモオンラインショップ限定でスカイブルー、イエローゴールド、コーラルレッドの3色も販売される。
ディスプレイは5.8インチの新世代のIGZOで、解像度は2280×1080。HDR表示にも対応し、消費電力も低減している。インカメラは画面上部にノッチデザインで内蔵される。指紋センサーは前面下部のベゼル部中央に搭載。こちらは長押しでアプリを起動する「Payトリガー」という機能にも利用できる。
リアカメラはメインとなる24mm相当F値2.0の1200万画素カメラ、18mm相当F値2.4の1200万画素超広角カメラ、53mm相当F値2.4の800万画素望遠カメラのトリプル構成。電子手ぶれ補正やナイトモード対応のAIオート撮影機能などを搭載する。インカメラは26mm相当F値2.0の800万画素。
使い勝手の面では、好みの場所で自動的にテザリングをONにする「テザリングオート」や動画視聴時にワンボタンで画面分割できる機能、スマートフォンを初めて使う火と向けの「かんたんモード」など、使い勝手を向上させる機能を搭載する。
5Gの通信速度は受信最大2.1Gbps、送信最大218Mbps。4570mAhのバッテリーを搭載。ワイヤレス充電は非対応。おサイフケータイ、防水防塵、指紋認証、顔認証などもサポートされる。