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ドコモ、eスポーツプロリーグを展開へ
スポーツへの取り組みも
2020年11月5日 11:00
eスポーツプロリーグ
ドコモは、2021年2月~「PUBGモバイル」、2021年春以降「リーグオブレジェンド・ワイルドリフト」の大会を展開する。今後、これ以外のゲームタイトルも順次展開していく。
日本におけるeスポーツの市場規模は、2019年~2022年で約2倍に拡大すると想定されており、本格的な成長が見込まれるという。ドコモは、プロリーグの主催者として、リーグ運営やプロチームの招へい、スポンサー営業活動などを行う。
今後は、5Gの高速大容量や低遅延の特徴を活かし、場所を選ばないゲーム環境をプレイヤーに提供する。また、ゲーム視聴者には、さまざまなデバイスによるマルチアングル視聴や、VR視聴を提供する。
PUBGモバイルでは、プロのeスポーツチームを対象に16組のチームが4人一組で戦う「SUQAD」という形式で対戦。大会は2フェーズに分かれており、フェーズ1は2021年2月から開始する。賞金総額は3億円。シーズンランキング1位のチームには1億円が贈られるほか、個人賞の設定もあるという。
一方で、リーグオブレジェンド ワイルドリフトはプロ以外のゲーマーを対象に参加者を募る予定。こちらは詳細は未決定ながら、2021年春以降の大会開催となる見込み。
新たなスポーツ観戦体験
ドコモは、11月17日に都内で開催される卓球のプロリーグ「Tリーグ」の開幕戦で、5Gを活用した新たなスポーツ観戦体験を提供する。ユーザーはdTVチャンネルやひかりTV、ひかりTV for docomoで視聴できる。
試合会場での取り組み
試合会場では、5G対応スマートフォンやスタビライザー付きカメラで、選手やフィールドの近い場所で撮影する。選手に近い視点やチームメイトからの視点といった、これまでにない視点からの映像を提供する。