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「UQ mobileで20GB/4000円以下」、NHK報道にKDDI「さまざまな方法を検討」

 27日夕、NHKがKDDIの「UQ mobile(モバイル)」ブランドで、新料金プランが投入されると報じた件を受けて、KDDIは「政府の要請にさまざまな方法を検討している。詳細は決まり次第、近日中に発表する」とした。

 KDDI広報部によれば、「当社から発表したものではないためコメント差し控える」としつつ、「当社は『国際的に比較しても遜色のない料金』という政府、総務省の要請を真摯に受け止め、さまざまな対応方法を検討している。詳細は決まり次第近日中に発表する」とした。回答の大筋は、9月下旬の新機種発表会や、iPhone発売直前の発表会において、高橋誠社長が述べた内容に沿った形で、報道は否定せず、何かしら決まり次第、案内する方針を示した。

 UQ mobileでは、現在「スマホプラン」として、3GBで月額1980円、10GBで2980円というプランをラインアップしている。

2020年6月から提供されているスマホプラン

 9月および10月の発表会で高橋社長は、「真摯に受け止める」「国際的に遜色のない料金を出す」と語り、10月から事業を継承し、KDDIの新たなブランドとなったUQ mobileと、従来のauブランドを揃え、「マルチブランドで対応する」としていた。また10月16日の本誌インタビューでも、総務省の対応を踏まえ、“中容量”の料金について対応する方針を語っていた。