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アマゾン、大規模セールの「プライムデー」を10月13日~14日に開催

 アマゾンジャパンは、10月13日~14日の期間でアマゾンプライムデーを開催する。

 2020年のプライムデーの対象となる商品は、「特選タイムセール」においてはカスタマーレビュー星4つ以上の人気商品を中心に数十万点。「数量限定タイムセール」では最大8時間限定で多数の人気商品を用意。さらに特選タイムセール先行開催においては、一部の特選タイムセール対象商品を10月6日午前0時から購入できる。

左から、ピコ太郎、藤本美貴、アマゾンジャパン ノア・ボルン氏

スタンプラリーなどキャンペーンも

 期間中、「スタンプラリーキャンペーン」が実施される。プライムビデオやプライムリーディング、プライムミュージックを利用しプライム対象商品(1500円以上)を購入すると100人に2万アマゾンポイントが、2000人に「Echo Dot」などが当たるキャンペーンが実施される。期間は9月28日~10月31日。

 また、中小規模の販売事業者の支援として、対象の業者が販売する1000円以上の商品を購入することでプライムデー期間中に利用できる1000円オフクーポンを配布する。クーポン分はアマゾンが全額負担する。

 アマゾンジャパン プライム事業本部長のノア・ボルン氏は、これを新型コロナウイルスで経営に打撃を受けている中小企業の支援の一環と説明。対象商品は4億点に上る。「我々は中小企業の事業者へのコミット強化のため、プライムデーを通じて、彼らの成功のために投資を続ける」と語る。

 プライムデーに向けて、中小企業専用の特設ページが10月31日まで公開される。農産物や特産品を含む2万の商品が購入でき、12の県、7カテゴリーの事業者の商品に関するストーリーを見ることができる。

 これに関連して、10月12日までAmazon プライベートブランド(限定ブランド)の一部対象商品が最大20%オフで購入できるほか、プライムデー開催中には最大で30%オフになる。また、Amazonフレッシュでも10月31日まで一部商品が20%オフ、プライムデー期間中は最大50%オフになる。

 冒頭、日本語であいさつしたボルン氏は、グローバル・日本ともにプライム会員数は順調な成長を続けていることを紹介。

 グローバルでは1億5000万人を突破しており、日本においても2019年にプライム会員数が過去最多を記録したという。2019年のプライムデーはアマゾンにとっても最も大きなショッピングイベントだったとボルン氏。グローバルでは、商品購入点数は1億7500万に上った。

 今年のプライムデーでは、初めてブラジルとトルコも対象国に入った。これまで7月に開催されてきたプライムデーが10月開催になったことについてボルン氏は「いくつかの前例のないできごとがあったため」と説明。新型コロナウイルスによりアマゾンの倉庫作業員の安全性やユーザー、販売事業者のニーズに合わせた結果だという。

 2020年はアマゾンジャパンにとって20周年の年。ボルン氏は「日本のユーザー、販売事業者、アマゾンジャパンをサポートしてくれる全員に感謝の意を表したい」とした。

 発表の場には自身もプライム会員というタレント藤本美貴とコラボレーションソングを手掛けたシンガーソングライターピコ太郎も登場。

 3児の母である藤本美貴は、定期おトク便を活用しておむつなど子育て用品を割引価格で購入したり、子供の文房具や米など直接店舗で買いにくいものはアマゾンで購入するとその活用ぶりをアピール。ピコ太郎は、衣装として身につけている金時計やサングラスはアマゾンで購入していると明かした。