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ブルーイノベーションと京セラ、コネクティングデバイスとドローンを活用したソリューションの共同開発

プラント点検によるソリューション

 ブルーイノベーションと京セラは、ブルーイノベーションのドローン制御システムプラットフォーム「BEP(Blue Earth Platform)」と、京セラの無線通信端末技術を融合させた、ドローン分野での新たなソリューションを共同開発したことを発表した。

 5G対応のコネクティングデバイスを活用し、ドローンやドローンポートに設置したカメラや各種センサーの情報をBEPへ伝送することで、さまざまなソリューションが実現できるとしている。

 両社は今秋から、ドローン空撮によるプラント点検の自動化、物流ドローンにおけるドローンポートの安全確認の自動化について実証実験を実施する予定。そのほかの用途においても、順次開発を進めていく。

物流ドローンにおけるソリューション$$

 京セラの5Gコネクティングデバイスは、ドローンやロボットに搭載可能な小型の通信端末で、5G通信により「高速大容量」「多接続」で、センサーの情報をサーバーへ伝送できる。

 ブルーイノベーションのBEPは、「複数台の飛行・群制御」「非GPS環境下での自己位置推定技術」「物流用ドローンポートの運行管理」「AI解析連携」などに強みを持ち、センサーからの大容量の情報を活用して、高精度かつ安全なドローンの飛行や効率的な業務フローを実現する。

 なお、今回のソリューションは、9月29〜30日に幕張メッセで開催される「Japan Drone2020」 のブルーイノベーションブースに展示される。