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アップル、iOS 13でストレージを「その他」が圧迫する不具合の解決方法を案内

  • 大泉 勝彦

2020年8月25日 12:39

　アップルは、iOS/iPadOS 13の不具合により、ストレージの「その他」が自動的に削除されず、ストレージを圧迫する可能性があるとして、解決方法を示したサポートページを公開している。

　同社が8月12日にリリースしたiOS/iPadOS 13.6.1のアップデートには、本体の空き容量が少ない場合に、不要なシステムデータファイルが自動的に削除されない可能性があるという不具合の改善が含まれている。

　この不具合は、iOS/iPadOS 13を搭載した一部のiPhone/iPadにおいて、システムの一時ファイルが削除されず、ストレージを「その他」が占有してしまうというもの。

iOS 13では、不具合によりストレージを「その他」が圧迫する場合がある

　本体の空き容量が少ないiPhone/iPadでは、端末単体でアップデートが行えないため、以下の手順を案内している。

  • 本体のデータを一度iCloudやパソコンにバックアップし、本体をリセット（すべてのコンテンツと設定を消去）する。
  • 設定画面に従ってバックアップを復元し、復元が完了するのを待つ。iCloudバックアップから復元する場合は、ホーム画面が表示された場合も復元が完了するまで待つ。
  • 復元完了後にiOS/iPadOS 13.6.1へのアップデート作業を実施する。

　また、iOS/iPadOS 13.6.1のインストールが終わるまでは、新しいアプリのインストールや、音楽またはビデオのダウンロードやストリーミングは行わないよう注意を促している。