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京セラ製「TORQUE G04」と「Buddycom」が連携した端末が、大手警備会社で採用

 京セラは、同社製の高耐久スマートフォン「TORQUE G04」と、サイエンスアーツのクラウドサービス「Buddycom」が連携した通信端末が、大手警備会社に採用されたと発表した。

 「TORQUE G04」は、熱や気圧の影響を受けやすい職場や土埃や水はねを伴う場所など、過酷な環境下での使用を想定した高耐久スマートフォン。

 米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)22項目に準拠している。また、連続落下試験や鋼球落下、耐荷重、耐海水、温水シャワー試験など、京セラ独自の耐久試験5項目もクリアし、あわせて27項目に準拠している。

 「Buddycom」は、音声や動画、位置情報やAIアシスタントでのコミュニケーションが可能なクラウドサービス。鉄道や航空、建設、流通業などさまざまな業種でのコミュニケーションで利用されている。また、災害時などの緊急連絡手段としても利用されているという。

 「TORQUE G04」と「Buddycom」の連携では、「TORQUE G04」本体のダイレクトボタンを押下することで、グループ通話発信と自動録音が簡単におこなえる。グループ通話の内容は、リアルタイムでテキスト化され、後から分析できるという。

 このほか、リアルタイム映像をグループ内で配信できたり、グループメンバー全員の位置情報をリアルタイムで確認などできる。