名古屋グランパスとKDDI、公式アプリを通じて遠隔でファンとチームがつながる観戦体験を提供

　名古屋グランパスエイトとKDDIは、7月4日から再開する「2020明治安田生命J1リーグ」に向け、ファミリー（ファンやサポーターなどの総称）同士やファミリーとチームの双方向のコミュニケーション体験を、名古屋グランパスの公式アプリを通じて提供する。

　両社は2019年8月に戦略的イノベーションパートナーシップを締結し、「au 5G」などを活用した新たな観戦体験イベントの創出に取り組んでいる。今回新たに名古屋グランパスの公式アプリを開発し、自宅にいてもファミリー同士やチームと双方向にコミュニケーションが可能な遠隔による観戦体験を提供する。同アプリは7月7日に配信予定。

ライブチャットによる双方向コミュニケーションのイメージ

　アプリでは、動画付きのライブチャットによる試合中の双方向コミュニケーションが可能となるほか、試合前後の映像やチャント音源を配信することで、自宅にいながらスタジアムの雰囲気を遠隔で体感できる。

自宅からアプリを通じてスタジアムのLEDモニターに観客の顔を表示するイメージ

アプリではスタジアムの雰囲気や速報が配信される

　なお、2020年2月に予定していた、「豊田スタジアム」におけるau 5Gを活用した新たな観戦体験の提供は時期を改めて実施予定とし、今後はリモート観戦とスタジアム観戦の両方を体験できるよう取り組んでいくとしている。