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Teams、個人利用向けの新機能のプレビュー版を公開――家族や友人間のコラボツールに

 マイクロソフトは、Microsoft Teamsにおいて個人ユーザーでも利用しやすい新機能をモバイル版プレビューで提供する。

 同アプリは、職場でチャットやWeb会議、通話などコラボレーションできるチームワークのハブとして使用されてきている。

 家族や友人とコミュニケーションをとったりスケジュール調整をする際、複数のアプリを使いこなさないといけないが、同アプリを使用すれば、ビジネス使用と同じようにコミュニケーションのハブとなるツールになる。

個人用アカウントのログインは左の設定から

 新機能のプレビュー版を試すには、Teamsアプリの設定から個人のマイクロソフトアカウントにログインまたは新規作成する。次回からはアカウントを切り替えるだけで使用できる。

 プレビュー版では、これまでビジネス用途で利用できていたものと同様のチャットやビデオ通話ができる。グループチャットはもちろん1対1のチャットも可能。また、写真やビデオなどのファイル共有機能や位置情報を統合した機能などを用意している。

 また、グループやチャットの際には、リストやドキュメント、予定表をグループのダッシュボードで共有し整理できる。次のミーティングの予定や、家族で買い物を分担する買い物リストを共有する使い方などができる。

ビデオ通話(左)とチャット(右)

 他のマイクロソフトのアプリケーションとも連携し、WordやExcel、PowerPointなどを簡単にアプリ内で共有できる。

 また、位置情報の共有やWi-Fiパスワードやログイン情報など、重要な情報を安全に管理・共有できる機能を備える。

ファイル共有機能(左)、位置情報の共有(中央)、セキュア情報の共有(右)

 同社ではこれらの機能は、今後数週間かけてプレビュー版を展開していくとし、ユーザーのフィードバックをお願いするとしている。なお、新機能の一般提供と、デスクトップ版とWeb版Teamsへの機能拡張は、今年後半を予定している。