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パナソニック、乾電池4本でスマホを充電できるモバイルバッテリー

 パナソニックは、乾電池(単3電池4本)を使うモバイルバッテリー「乾電池式モバイルバッテリー(品番:BH-BZ40K)」を6月26日に発売する。オープンプライスだが店頭価格は1800円前後になる見込み。家電量販店などで取り扱われる。

 「乾電池式モバイルバッテリー」は、乾電池か乾電池型バッテリーを使うモバイルバッテリー。パッケージには単3型乾電池「エボルタNEO」4本が同梱されており、約2700mAhのバッテリーを備えるスマートフォンであれば約0.5~0.7回充電できる。USB端子(Type-A)が装備されており、別途、USBケーブルを用意することでスマートフォンを充電できる。出力は5V~4V、1A~0.05A。電池残量が減ると出力が低下する。

 電池1本ずつの電圧を個別に管理しており、使用状態の異なる乾電池、充電池を組み合わせて使った場合でも、1本の電池残量がわずかになると出力を自動的に停止する。残量が減った電池はランプを早く点滅して通知する。スマートフォンの満充電を検知すると自動的に出力が停止する。

 自然災害などで停電時にも役立つようLEDライト(照度:約1mで約9lx)を装備。付属の乾電池であれば約80時間、連続店頭できる。

 あくまで外部の機器を充電するもの。一見すると乾電池タイプのバッテリー用の充電器にも似ているが、ACコンセントには繋がらず、乾電池型バッテリーを充電する機能はない。

 大きさは約66×85×24㎜、重さは約165g(電池含む)。