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食事の配膳や受付業務までをテレワーク可能にする「テレワークロボット」

 スマートロボティクスは、遠隔地から操作できる「テレワークロボット」の予約受け付けを開始した。価格は98万円(税別、以下同)。

 テレワークロボットは、遠隔操作で作業や会話ができるロボット。新型コロナウイルスの感染拡大によりテレワークが進む中、対面での対応や物理的作業が必要で、テレワーク環境に移行できない労働者に変わって作業を行える。

テレワークロボット

 施設案内や見回りに加えて、ロボットに備えられている運搬台で食事の配膳や医療機関での検体運搬などにも用いることができる。1回で運搬できる総重量は約40kg相当。本体のタブレット端末を通じて、会話を含む受付業務にも対応する。

 同製品は「テレワークロボット Ver.1」として5月からの提供を予定している。本体価格に加え、通信料金、サーバー料金、サポート料金を含む月額費(2万5000円~)が必要。ユーザーの要望に応じてオプションの充実やVer.2の開発を進めるとしている。

 本体のサイズは、400×500×1400mm。使用にはインターネット環境(LTEエリア含む)が必要。操作用のパソコンに接続して使用する専用コントローラーが付属する。