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楽天モバイル、ほぼ半数は魅力的と感じる――MMD研究所調査
2020年4月6日 18:38
MMD研究所は、スマートフォンユーザーの18～69歳の男女2000人を対象に、4月8日に正式サービスが開始となる、楽天モバイル（MNO）の発表プランに関する意識調査をインターネット上で行った。調査期間は3月18日～23日。
楽天モバイルのMNOサービス認知率は75.6％、乗り換えを検討しているユーザーほど高い傾向に
楽天モバイルが4月から、MNOサービスを開始することを認知しているかという調査では、「知っており、内容をよく理解している」「知っており、内容をやや理解している」「知っているが、内容をあまり理解していない」「知っているが、内容を全く理解していない」と答えたユーザーをあわせると、75.6％となり、7割程度のユーザーが理解の程度に差はあれど、MNOサービスの開始について認知はしている。
楽天モバイルに関する調査の前に、調査対象者に「半年以内に通信サービスを乗り換えたいか」という調査を実施。乗り換えを検討していると答えたユーザーで、「知っており、内容をよく理解している」という回答は22％となる一方、乗り換えを全く検討していないユーザーの同回答は、8.9％となり、乗り換え検討の有無で、サービスの認知に差があった。
楽天モバイルの正式サービス発表まとめ、開始日や料金プランが明らかに
2020年3月3日 19:20
新プランを申込したユーザーは2.2％、申込を“検討”もしていないユーザーがほとんど
MNOサービスを開始することを知っていた1512人に対し、楽天モバイルが発表したプラン「Rakuten UN-LIMIT」の申込状況について調査を行った。
「すでに申込をした」と回答したユーザーは、2.2％、「現在申込を検討している」が7.8％、「検討までいかないが、興味はある」が46％、「興味はなく、検討もしていない」が43.9％となった。興味があるユーザーと、興味がなく検討もしていないユーザーでおおよそ二分する形となった。
同調査を乗り換え検討者別に見ると、乗り換えを検討しているユーザーほど、すでに申込を行っていたり、検討をしていたりすることが分かる。
料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」、魅力的かどうかで回答が分かれる
新プラン「Rakuten UN-LIMIT」が魅力的に思うかどうか聞いたところ、「魅力的に感じる」と回答したユーザーが10.2％、「やや魅力的に感じる」が36.7％、「あまり魅力的に感じない」が30.9％、「魅力的に感じない」が22.3％となった。魅力的の回答をあわせると46.9％、反対に魅力的に感じないの回答をあわせると、53.2％となり、こちらもほぼ二分する形となった。
乗り換え検討者別に見ると、検討しているユーザーほど、魅力的に感じる傾向がみられた。
魅力的に感じるのは「料金」、不安に思うのは「通信エリア」
「Rakuten UN-LIMIT」が魅力的に思うと回答した937人に対し、魅力的に感じる点を複数回答形式で調査をしたところ、「月々2980円」がトップで61.3％、続いて「データ通信が無制限」で52.8％、「通話が無制限」で47.2％となった。
月額料金に関しては、300万人まで1年間無料とされているが、元のプランの料金設定も評価されているようだ。比較的少数の回答だが、販売される端末にSIMロックがかけられていない点や、「Rakuten Mini」を契約できる点など、端末に関しての評価されている回答もある。
また、Rakuten UN-LIMITの課題点を見せて、不安に感じると回答した男女1365人に対し、複数回答形式で不安に思うところを聞いたところ、「通信エリアに制限があること」がトップで37.1％、次いで「新しいサービスのため、通信が不安定になる可能性があること」が29.6％となった。ほかにも、パートナーエリア（au接続）に関する制限の不安点が挙げられている。
同レポートではほかにも、回答したユーザーが、どの通信会社をメインで利用しているか、月額料金はいくら払っているか、半年以内に通信サービスの乗り換えを検討しているかなどの調査が行われている。