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NEC、ANAの訓練施設にローカル5Gを導入

 全日本空輸(ANA)と日本電気(NEC)は、ANAグループの総合トレーニングセンター「ANA Blue Base」にローカル5Gを導入し、ローカル5Gを活用した共創活動を開始する。ローカル5Gの導入は日本の航空業界としては初。

 「ANA Blue Base」は、3万m2以上の敷地面積と世界最先端の訓練設備を有する、ANAグループの人材育成拠点。NECが取得したローカル5Gの実験免許を活用し、NECが5Gコアや基地局、端末などのネットワーク機器を提供する。

 ローカル5Gに接続したカメラや視線測定機器、バイタルセンサー、VRゴーグルなどのさまざまなIoTデバイスから得られる姿勢や手順、視線などのデータをリアルタイムに分析し、一人一人にフィードバックすることでオペレーション品質の向上を図る。

 また、パートナー企業が提供する新たなテクノロジーを5G上で活用し、ANA Blue Base内の端末やシミュレーター、モックアップなどと組み合わせて新たなサービス開発を行っていく。