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ドコモから「Galaxy S20+ SC-52A」、5Gミリ波対応で5月下旬以降発売

 NTTドコモは、2020年春モデルとして、5G対応スマートフォン「Galaxy S20+ SC-52A」を5月下旬以降に発売する。オンラインショップ価格は11万4840円(税込、以下同)。スマホおかえしプログラム適用時の負担額は7万6560円。

 Galaxy S20+ SC-52Aは、Android 10を搭載するサムスン電子製のスマートフォン。6.7インチの有機ELディスプレイ(Infinity-O Display)を備え、12GBのメモリーと128GBのストレージを搭載するハイエンドモデル。前年に発売された「Galaxy S10+ SC-04L」の後継モデルに当たる。

コスミックグレー

 姉妹モデルの「Galaxy S20 SC-51A」と比べて、ディスプレイが0.5インチ大きく、バッテリー容量も4500mAhと、500mAh大型化している。動画やゲームを重視するユーザーに適しており、S20にはないToFカメラを搭載する。

進化したカメラ性能

 アウトカメラには、超広角(12MP)、広角(12MP)、望遠カメラ(64MP)に加えて一眼レフのようなボケを演出できるToFカメラが搭載されており、インカメラ含めて5つのカメラを搭載する。最大で30倍ズーム「スペースズーム」が可能で遠くの被写体でも鮮明に撮影できる。望遠カメラの最大画素数についてもGalaxy S10+ SC-04Lの12MPから64MPと大幅にスペックアップされた。64MPモードのボタンを押すことで、64MPで写真撮影ができる。

背面カメラ
左=Galaxy S20 左=Galaxy S20+

 また、8K動画撮影に対応しており、従来は30度の幅までに対応していた手ブレ補正も60度までと性能が強化されている。8K動画は、AIが決定的瞬間を認識、8K画質のままで写真としてキャプチャーできる。

 さらに、「シングルテイク」機能では、10秒ほどの動画を撮影することで、そのシーンを最大14の静止画や動画に保存できる。どの撮影モードが最適か分からない場合でも、このモードで撮影することで、最適なものを選ぶことができる。

Olympic Games Edition

 「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition」として、専用色「マットゴールド」の特別モデルも発売される

主なスペック

 通信規格は5G(sub6/ミリ波)に対応する。出荷時に搭載するOSは、Android 10。12GBのメモリーと128GBのストレージを備え、最大で1TBのmicroSDカードに対応する。ディスプレイは6.7インチ有機ELディスプレイ(QHD+)。チップセットは、クアルコム製のSnapdragon 865。バッテリー容量は4500mAh。

 アウトカメラは、12MP(デュアルピクセル)の広角カメラ、64MBの望遠カメラ、12MPの超広角カメラに加えてToFカメラ、インカメラは10MP(デュアルピクセル)となっている。

 カラーバリエーションは、コスミックグレーの1色展開。

 生体認証は画面内指紋認証と顔認証に対応する。

 本体の大きさは、74×162×7.8mmで重さは約186g。ワンセグ・フルセグは共に非搭載で、IP68相当の防水防塵に対応する。