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国内メーカーの携帯電話出荷台数、10月は冬モデルにより増加――JEITA調査

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、国内メーカーを対象とした2019年10月の携帯電話国内出荷台数を発表した。

携帯電話国内出荷実績 月次推移(2018年5月~2019年10月)出典:JEITA/CIAJ

 出荷台数の調査は、国内メーカーが出荷する携帯電話、スマートフォン、モバイルWi-Fiルーターなどが対象。スマートフォンの調査では、国内メーカー4社(京セラ、シャープ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、富士通コネクテッドテクノロジーズ)が参加している。

 2019年10月の携帯電話出荷台数は、115万8000台で、前年同月比122.7%となった。そのうちスマートフォンは89万1000台、同比158.7%を記録した。10月の携帯電話に占めるスマートフォンの比率は76.9%になった。

スマートフォン比率(携帯電話に占める比率)出典:JEITA/CIAJ

 同協会は、増加傾向にあることについて「冬モデルの出荷が始まったため」と分析している。