ニュース
ASUS、ゲーミングスマホ「ROG Phone II」を日本で発売へ
11月22日発売、10万5500円から
2019年11月20日 13:00
ASUS JAPANは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「ROG Phone II」を11月22日に発売する。価格は512GBモデルで10万5500円(税抜)。
ROG Phone IIは、同社のゲーマー向けブランド「ROG(Republic of Gamers)」を冠したゲーミングスマートフォン。1年前に発売された「ROG Phone」の後継モデルとなる。
要求スペックの高い最新ゲームの動作も考慮し、プロセッサーはクアルコムの「Snapdragon 855 Plus」を搭載。メモリ(RAM)は12GBで、内部ストレージは512GBまたは1TB、読み書きの速いUFS 3.0を採用する。なお、Snapdragon 855 Plusと1TBストレージは日本国内で発売されるスマートフォンとしては初採用となる。
反応速度が重視されるゲームのために、ディスプレイは120Hz駆動で応答速度1ms、タッチパネルも240Hzのサンプリングレートとした。有機ELを採用し、画面内指紋認証にも対応する。
右側面には、超音波センサーの「Air Trigger II」を搭載。ゲームパッドのトリガーボタンのような操作を割り当てることができ、新たにスライド操作にも対応する。
左側面にはサイドマウントポートという外部端子が設けられ、USB Type-Cケーブルや専用アクセサリーを接続できる。側面からも充電できる仕様とすることで、横持ちのゲームプレイ時でもケーブルが邪魔にならない設計。
専用アクセサリーは、外付け冷却ファンの「AeroActive Cooler II」、2画面でプレイできる「TwinView Dock II」、ゲームコントローラー「ROG Kunai Controller」などを用意。また、初代ROG Phoneから継続して、外部ディスプレイやキーボードを接続できる「Mobile Desktop Dock」や有線並の転送速度で映像を出力できる「WiGig Display Dock」も使用できる。
初代ROG Phone用アクセサリーとの違いとしては、「TwinView Dock II」と「ROG Kunai Controller」を併用でき、2画面+物理ボタンのプレイスタイルも選べるようになった。
ゲーム以外の機能では、NetflixやYouTubeのHDRコンテンツに対応。DSDVに対応し、2枚のSIMのどちらで通話していてもデータ通信が途切れない切替機能を備える。ZenFone 6に続いて、インターネットラジオとFM放送のハイブリッド聴取に対応する「ラジスマ」対応端末となる。アウトカメラはZenFone 6と同等で、約4800万画素(広角)+約1300万画素(超広角)のデュアルカメラを搭載する。
主な仕様
プロセッサーはクアルコムの「Snapdragon 855 Plus」(2.96GHz オクタコア)、メモリ(RAM)は12GB、内部ストレージは512GBまたは1TB。OSはAndroid 9。バッテリー容量は6000mAh、充電端子はUSB Type-C。
6.59インチの有機ELディスプレイを搭載し、画面解像度は2340×1080ドット(フルHD+)。表面ガラスはコーニングの「ゴリラガラス6」を採用する。
アウトカメラは、約4800万画素(広角)+約1300万画素(超広角)のデュアルカメラ。インカメラは約2400万画素。
LTEの対応バンドは、Band 1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/20/26/28/29/32/34/38/39/40/41/46/66。IEEE 802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.0、WiGigをサポートする。
大きさは約170.9×77.6×9.4mm、重さは約240g。外付け冷却ファン「AeroActive Cooler II」と保護ケース「Aero Case」、USB充電器などが付属する。
ボディカラーは、512GBモデルがブラックグレア、1TBモデルがマットブラックとなる。