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NTTドコモ、カラオケで次に歌う楽曲を推測しおすすめするレコメンド技術を開発

「LIVE DAM Ai」「SmartDAM Ai」に採用

 第一興商とNTTドコモは、カラオケの歌唱履歴から次に歌う楽曲名や歌手名をAIが推測し提案するレコメンド技術を開発した。

サービスの提供イメージ

 同技術は、カラオケの歌い手にあわせて、それまでの歌唱履歴から次に歌う楽曲名や歌手名をAIが推測し、リモコン上でレコメンドする技術。グループの歌唱順や周期性からグループ特徴を推測し学習するため、1人でも複数人でも適切なレコメンドが可能だという。

 第一興商が保有する楽曲情報や歌唱履歴と、ドコモが「ドコモテレビターミナル」で提供している映像配信サービスのレコメンド技術をもとに開発された。

 旧機種の「SmartDAM L」などで提供される、類似ユーザーに歌唱されやすい楽曲を提案するレコメンドサービスと比較し、2.2倍の精度で適切な楽曲を提案することに成功したという。

 同技術は、第一興商が10月1日に提供を開始するするカラオケシステムの「LIVE DAM Ai」、カラオケリクエストコマンダー(電子目次本)の「デンモク SmartDAM Ai」に搭載される。また、2020年春にはスマートフォンアプリ「デンモクmini」にも対応する予定。

「LIVE DAM Ai(ライブダムアイ)」DAM-XG8000
「SmartDAM Ai(スマートダムアイ)」TM30