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LINE上で数百円から手軽に投資、「LINE証券」Android版が先行開始

 LINE証券は、コミュニケーションアプリ「LINE」上で取引が可能なスマートフォン投資サービス「LINE証券」の提供を、Android版アプリにて開始した。iOS版は近日リリースされる予定。

LINE上で、数百円~3000円で手軽に投資可能

 LINE証券は、1株単位で購入できる有名企業100社と1口単位で購入できる、TOPIX、不動産(東証REIT)、NYダウ、NASDAQなどの指数に連動する国内ETF(上場投資信託)が9種類用意される。これらの銘柄は、数百円~3000円以下となり、少額投資ができる。

 平日のランチタイムや、21時まで取引が可能となる。一般的な1株単位の取引は、注文時に取引価格が確定しないが、同サービスでは、注文時に取引が成立するため、提示価格での取引ができる。

 投資未経験者や初心者でも銘柄選択が簡単にできるように「お気に入り数が多い」「前日比値上がり率」などのカテゴリーやランキングが用意される。

銘柄購入までのステップ

 同サービスは、LINEのウォレットタブからアクセスできる。取引に必要な口座も同タブ内の「証券」アイコンからアクセスし、必要事項を入力することで無料で開設できる。銀行口座振り込みのほか、決済サービス「LINE Pay」の残高からの入出金にも対応する。

口座開設の申し込み方法

野村ホールディングスとの提携で実現、「働く世代」に向けた投資サービス

 LINE証券の開始に至っては、LINE Financialと野村ホールディングスが金融事業における業務提携の一環として締結した合弁契約書に基づき、合弁会社を設立した。その後、第一種金融商品取引業登録を終え、LINE証券へと商号変更を行い、サービス提供に至った。

 同サービスは、今後に向けて投資の必要性を感じながらも、知識不足や取引所の時間帯に縛られるといったハードルの高さから投資ができていない「働く世代」に向けたサービスだという。そのような課題をクリアするためように、サービスが設計された。