楽天モバイルの基地局開設に遅れ、総務省がプラン修正求める

　15日、石田真敏総務大臣は定例会見の中で、楽天モバイルについて、基地局開設に遅れが生じており、計画の修正と実行を求めたことを明らかにした。

　石田大臣のコメントによれば、総務省では2019年3月、楽天モバイルに対して基地局の開設について具体的な計画を提出するよう求めた。その計画に対して、6月末時点で進捗に遅れがあることを判明した。

　そこで7月17日付で楽天モバイルに計画の修正を要請。2019年度末までに予定する基地局数を確実に達成するよう求めている。

　楽天では8月8日に開催した決算会見において、10月1日にサービスを開始する予定であること、まずは限られた小数のユーザーへサービスを提供し、徐々に拡大していく方針を示している。