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ドコモが「SUZUKA 10H」でブース出展やMEC実証実験

 NTTドコモは、「2019 第48回サマーエンデュランス『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』」(略称:SUZUKA 10H)のイベント会場である鈴鹿サーキットGPスクエアで8月24日と25日にブース出展を行うほか、5G時代の低遅延技術であるMEC(Multi access Edge Computing)の実証実験を行う。

 鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、ドコモと今年3月に締結した連携協定に基づき、5Gなどの情報通信技術を活用した「新たなモータースポーツの観戦スタイルの創造」に向け取り組んでいる。ドコモは、情報通信技術の更なる活用と、新たな観戦スタイルを体験するイベントブースを出展する。

 ブースの出展期間は8月24日が8時30分~19時30分、25日が7時30分~21時まで。場所は鈴鹿サーキットのGPスクエア。ミカ・ハッキネン氏のトークショーや抽選大会などのイベントや、後述するMEC実証実験や、5G通信実験車両 ドコモGT-Rが展示される。

ドコモGT-R

 このほか、ミカ・ハッキネン氏が参戦する「プラネックス・スマカメ・レーシング」チームの高速移動車両(GT3)に、プラネックスコミュニケーションズが提供する2台のカメラを取り付け、リアルタイム性を追い求めた映像取得に向けて、MECの有効性を実験する。

実証実験のイメージ

 MEC実証実験は、8月24日および25日の10時~15時、鈴鹿サーキット 国際レーシングコースで実施され、同サーキット西ストレート自由席(アルファベットO席)で閲覧できる。

 実証実験では、高速移動車両(GT3)に搭載した2台のカメラ映像を、LTE通信網からインターネット網への映像伝送と、LTE通信網からMEC折り返しによる映像伝送を比較する。