LINEからフードコートのご飯を注文、「木の葉モール橋本」で実験

　LINE Fukuokaは、エフ・ジェイ エンターテインメントワークス、ANAホールディングス、福岡市と協力し、2つの実証実験を行うと発表した。

フードコートのメニューをLINEで注文

　8月上旬から「木の葉モール橋本」で行われる実験は、LINEからフードコートのメニューを注文できるというもの。

　年間612万人訪れるという「木の葉モール橋本」のフードコートは、休日、多くの店で行列ができる。そこでLINEから注文できるようにすることで、待ち時間の短縮や、混雑で敬遠していたユーザー層、あるいはテイクアウトしたいという需要の掘り起こしを目指す。

　実験はケンタッキーフライドチキンとサブウェイの2店舗を対象に、従業員が利用できる形で行われ、まずは約100名でスタート。その後1500名での利用を目指して課題を洗い出す。

　実験は10月末まで行われる予定で、今秋には一般客も利用できることを目指す。

LINEで注文、ドローンが魚介を運ぶ

　もうひとつは、福岡市の玄界島と、西区にある「釣船茶屋 ざうお」本店をドローンで結ぶというもの。

　LINEから注文すると、玄界島からドローンが発信して、新鮮な魚貝が店舗へ配達され、新鮮なアワビやサザエでバーベキューを楽しめるという。こちらは8月1日に実施される予定。