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Androidが日本に上陸して10年、7月10日は「HT-03A」発売の日
2019年7月10日 18:52
日本国内初のAndroid搭載スマートフォン「HT-03A」が発売から10年を迎えた。
「HT-03A」は、「ケータイするGoogle」をキャッチコピーとした、日本国内で発売された初めてのAndroidスマートフォン。最先端の機能をいち早く体験できるというコンセプトの「PROシリーズ」(当時)に位置づけられたモデル。登場時の一括価格は約6万円台であった。
Androidが日本に上陸して10年が経った現在ではあたりまえのように利用できる「Google 検索」や「Google マップ」、電子コンパス連動の「Google マップ」のストリートビュー、「Gmail」、「YouTube」といったGoogleの各種サービスを利用できることが特徴。
Gmailのプッシュ受信や、「YouTube」でのビデオ共有といった利用も可能。また、タッチパネルに加えてトラックボールを搭載し、直感的な操作で快適なインターネットブラウジングなどが行える。
なお現時点では、本機種を最後にドコモからHTC製のAndroidスマートフォンは発売されていない。
「HT-03A」から10年を経て、現在の“グーグルスマホ”である「Pixel 3」を見ると、Androidのバージョンが1.5→9、ディスプレイサイズが約3.2インチ→約5.5インチ、バッテリー容量は倍以上に増加。さらにPixel 3にはグーグルのAI技術を用いたカメラも搭載されており、ハードだけではなく、ソフトウェアとの組み合わせでの進化を遂げている。
HT-03A | Pixel 3 | |
チップセット | Qualcomm MSM7201A | Qualcomm Snapdragon 845 |
動作周波数 | 528MHz、シングルコア | 2.5GHz+1.6GHz、オクタコア |
RAM | 192MB | 4GB |
ストレージ | 512MB | 64GB |
外部メモリ | - | - |
OS(発売時) | Android 1.5 | Android 9 |
ディスプレイ | 約3.2インチ、TFT 320×480ピクセル (ハーフVGA) | 約5.5インチ、有機EL 2160×1080ピクセル (フルHD+) |
バッテリー容量 | 1340mAh | 2915mAh |
外部接続端子 | HTC ExtUSB (mini-USB上位互換) | USB Type-C |
アウトカメラ | 310万画素(記録) | 1220万画素 |
インカメラ | - | 800万画素 |
無線LAN | IEEE 802.11b/g | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 2.0+EDR | 5.0 |
最大通信速度 | 下り7.2Mbps、上り384kbps | 下り794Mbps、上り75 Mbps |
大きさ | 約113×56×14mm | 約145.6×68.2×7.9mm |
重さ | 約123g | 約148g |
防水・防塵 | - | IP68 |