Ankerが60W出力の小型充電器を今夏発売、独自の「PowerIQ」はUSB PD互換に

　アンカー・ジャパンは、スマートフォンやノートパソコン、デジタルカメラなどでUSB Type-Cの普及が進んでいることを背景に、同社の充電器やモバイルバッテリーに採用されてきた独自技術「PowerIQ」の新バージョンを発表した。

　PowerIQは、充電器に接続されたデバイスを認識して、対応する最大限の出力で充電を行う独自の急速充電技術。USB Type-Cを採用する機器が増えていることから、最新版の「PowerIQ 3.0」では、規格に準拠したUSB PDとの互換性を持たせる。

　PowerIQ 3.0対応製品の第1弾として、急速充電器「Anker PowerPort Atom III」シリーズを2018年夏に発売する。同製品はGaN（窒化ガリウム）の採用により、ノートパソコンの充電にも利用できる60W出力に対応しながら、30Wクラスの従来製品と同等のサイズまで小型化される。