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5GでICT化を推進、ドコモと京都府が「スマートシティ」実現に向けた連携協定

 NTTドコモと京都府は、「スマートシティづくりのための連携・協力に関する協定」を締結した。同協定は、5Gなどの技術を活用したICT化の推進およびスマートシティの実現を目的としている。

京都府知事 西脇隆俊氏(左)とNTTドコモ 代表取締役社長 吉澤和弘氏(右)

 両者が連携・協力していく分野は、「5G等を活用した京都のICT化推進」「第1次産業のICT化推進」「観光振興および観光情報の発信」「健康増進」「子どもや青少年の教育及び育成」の5つ。

 「けいはんな学研都市」の一部地域に屋内外の5G実証環境を構築し、スマートモビリティの公道走行やロボットの遠隔制御といった実証実験を行う。

 このほか、スマート農業の推進、「d払い」などによるキャッシュレス化、ドコモのヘルスケア事業のアセットを活用した健康増進などが連携事例として挙げられている。