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Galaxy S10/S10+は“シェアラブルスマホ”だからInstagramと連携――Kōkiも登場して充電シェアもアピール

 23日、サムスン製のAndroidスマートフォン「Galaxy S10」「Galaxy S10+」の発売を記念したイベントが、東京・原宿にある「Galaxy Harajuku」で開催された。

左からサムスン関本氏、モデルのKōki、フェイスブックの長谷川氏

 サムスン電子ジャパンCMOの関本太朗氏は「Galaxy S10/S10+はシェアラブルスマホ」と語り、スムーズなSNSとの連携を楽しめる機種とアピール。フェイスブック ジャパンの長谷川晋代表取締役も登場し、Instagramとのシームレスな連携を紹介した。イベント終盤にはモデルのKōkiも登場した。

ユーザー中心で開発

 今回で登場から10年となったGalaxyシリーズ。関本氏は、ユーザー中心の精神でGalaxyシリーズの開発を進めてきたことを紹介。

 一例として、今では他社の機種でも多く採用されることになった有機ELディスプレイやペンも、もともとサムスンでは積極的に採用。これもまたハイスペックや先端性を求めるユーザーの声にあわせた動きだが、そうしたハードウェアの進化だけではなく、サポート面でも、最近ではGalaxy Harajukuの地下2Fでカスタマーサービスを提供するなど、さらなる改善を図ってきたことに触れる。

Galaxy S10/S10+はシェアラブル

 ユーザーを中心にしてスマートフォンの開発を続けてきた、と語る関本氏が「今後のメインターゲット」としたのは、いわゆるミレニアル世代。主に現在の20代が占める世代であり、物心つくころにはネットが普及し、スマートフォンにも慣れ親しむ“デジタルネイティブ”でもある。

 「ミレニアル世代はスマホを使って写真、動画を撮り、シェアすることで自己表現するのが特徴」(関本氏)ということで、今回のGalaxy S10/S10+は「シェアラブル」、つまりSNSを通じて写真や動画を共有しやすい点をアピールする。

 とある調査では、ミレニアル世代では、カメラの使い道として、思い出を残すという用途に加えて、他の人ともシェアしたいというニーズがある、と関本氏。

 そこで、ハイスペックで手軽に使えるカメラのニーズが高まっており、今回、Instagramと連携することを発表。「Galaxy S10/S10+」ではカメラでInstagramモードが用意され、実際に試したフェイスブックの長谷川氏は「シームレスに連携できることに驚いた」と語る。

Kōkiのパネルで充電も

 会場には、木村拓哉の次女としても知られるモデルのKōkiが登場。

 カメラマン/映画監督の蜷川実花が撮影した「Galaxy S10/S10+」のPR動画にはKōkiが登場しており、「撮影現場のスタジオには滑りやすいところがあったものの、実花さんに支えてもらった」と撮影時のエピソードを振り返る。

 その蜷川実花からは「Kōkiには圧倒的なオーラを感じた。世界レベルの存在感がある」と絶賛するコメントも会場で読み上げられ、Kōkiは「すごく嬉しいです。その言葉のような存在になれるよう頑張ります」と素直に喜びをあらわにしていた。

 普段からよくInstagramを利用するというKōkiはこれから「Galaxy S10/S10+」のInstagramモードを使いたいとコメント。PR動画の撮影時にも、暗い現場で「Galaxy S10/S10+」のカメラで撮影したところ、明るい写真が撮れたことを紹介していた。

 「Galaxy S10/S10+」では、ワイヤレス給電機能が搭載され、Qi対応の他のスマートフォンを充電できるようになっている。この特徴的な機能にあわせて、会場には、等身大のKōkiが「Galaxy S10」を手にするパネルが用意されており、友人や家族のスマートフォンへ給電できるという点でも“シェアラブル”を強く印象づけた。

等身大パネルが登場
バッテリーをシェアできる
ケース内にオリンピックモデル