新チュートリアルや作例写真で学習機能を強化、アドビ「Lightroom」アプリ最新版

　アドビは、スマートフォン向け写真編集アプリ「Lightroom」の最新版の提供を開始した。アプリの利用は無料で、一部の機能はアプリ内課金で利用できる。

　スマートフォン向け「Lightroom」アプリの最新版では、新しく「ホーム」画面が追加され、「インタラクティブチュートリアル」を利用できるようになった。また、インスピレーションに富むという作例写真も毎日追加される。

「Lightroom」アプリ最新版の「インタラクティブチュートリアル」

　「インタラクティブチュートリアル」は、他のデバイスに頼ることなく、ひとつのスマートフォンの画面の中で例示や試行といった表示・操作が完結するのが特徴。端末に保存されている写真に直接アクセスして利用し、編集内容はステップバイステップでガイドされる。ガイド指示は調整スライダー上に表示され、それを直接操作することで、実際の写真を操作・調整しながら機能を学べる。

　作例写真は、加えられた編集操作がステップバイステップで再生され、順を追って確認できる。具体的な設定値も確認できる。

そのほか

　最新版では、ユーザーが管理するアルバムにほかのユーザーが写真を追加できる招待機能や、アルバムを共有するための招待リンクの作成機能が用意される。

　新しい編集コントロール「テクスチャー」が追加され、ノイズやボケに影響することなく、肌のキメ、樹皮、頭髪などのディテールを際立たせたり平滑化したりすることができるようになった。

　Android版では「バッチ編集」が可能になり、ひとつの写真に適用した編集内容を、ほかの複数の写真に一挙に適用できるようになった。