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中高生の利用メディアはテレビよりSNS、でもニュースや信頼度はテレビ

 MMDLaboは、MMD研究所による調査として、中高生のニュースに関する意識調査を実施し結果を明らかにした。12~18歳のスマートフォンを所有する中高生1248人が対象で、調査期間は2月5日~10日。

 普段利用しているメディアを聞くと、「SNS」(TwitterやInstagramなど)が79.6%で1位、「テレビが」73.2%、「動画アプリ」(YouTubeなど)が71.2%で3位になった。「テレビ」と回答した人に、視聴中にスマホを操作するか聞くと、78.4%が操作すると回答している。

 日本や世界のニュースをどのように知っているかを聞くと、「テレビのニュース番組」が73.8%で最も多く、「SNS」が55.8%、「ウェブのニュースサイト」(Yahoo!ニュースなど)が38.9%と続いた。

 ニュースを知る際に「最も信頼できると思う情報源」を聞くと、「テレビ」が60.1%と多く、「SNS」は9.9%、「YouTubeなど動画アプリのニュース番組」は8.6%などとなり、大きく差が開いた。

 ウェブやアプリでニュースを読むと回答した人に、どのように読むかを聞くと、「ほとんどタイトルしか読んでいない」は7.1%にとどまり、92.9%は本文も読んでいることが分かった。

 調査ではこのほか、関心のあるニュースのジャンル、知らない単語や内容がわからなかったときにとる行動、2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられることの認知度などについて調査を行っている。