タマゴ型スマートリモコン、キングジムが国内展開前にクラウドファンディング

　キングジムは、スマートフォンと連携するスマートリモコン「エッグ」（AICO Technologies製）を日本国内で展開するにあたり、「Makuake」でクラウドファンディングの募集を開始した。支援額9500円（税込）で製品1個が提供される。4月末までに出荷される。一般販売の価格は9800円（税抜）で、5月下旬の発売を予定する。

　スマートリモコン「エッグ」はテレビやエアコン、照明などの赤外線リモコンを使用する家電製品をスマートフォンでまとめて操作できる学習リモコン。予め2万9000種類以上のリモコン情報が登録されているほか、専用アプリ上で新たな登録も可能。「エッグ」とスマートフォンはBluetoothで接続する。

　本体は単3形アルカリ乾電池で駆動。「IFTTT」アプリを介することでEchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーとも連携できる。

　製品の開発はシンガポールのAICO Technologies。キングジムが日本国内での販売を予定しており、クラウドファンディングで受容性の確認などを行う。クラウドファンディングのプロジェクト実施期間は2月18日～4月3日。2月18日16時30分時点で目標金額100万円のうち88％が集まっている。