スマホ連携のタマゴ型スマートリモコン「エッグ」発売、キングジム

　キングジムは、赤外線リモコンやその学習機能を搭載し、スマートフォンと連携して操作できるスマートリモコン「エッグ」（EG10）を5月31日に発売する。価格は9800円（税抜）。

　「エッグ」は、テレビやエアコンなど家電の操作を、連携するスマートフォンのアプリ「AICO」ひとつに集約できるスマートリモコン。専用アプリには2万9000種類以上の家電製品のリモコン情報がプリセットされているほか、手動で登録する学習機能も用意されている。

　家電製品の操作を連携させることもでき、照明と同じタイミングでテレビやエアコンの電源を入れるといった設定が可能。指定の時間に家電を操作するタイマー設定も行える。また温度センサーも備えている。

　スマートフォンとはBluetooth 4.0 Low Energyで連携。アプリ「IFTTT」と連携させれば、Amazon Echo、Google Homeといったスマートスピーカーとも連携でき、声で操作することもできるようになる。

　乾電池で稼働するため、置き場所も選ばない仕様になっている。本体の開発はシンガポールのAICO Technologies社。キングジムが日本国内向けに改良して販売する。

　電源は単3形アルカリ乾電池2本。電池寿命は最大6カ月。大きさは直径が約55mm、高さが約76mm。重さは約38g（電池含まず）。